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ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書) ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)

著者:堤 未果
出版社:岩波書店
価格:756円
順位:124位
口コミ

アメリカは怖い
米国の実態を知れる内容です。まっとうな人が不利益を蒙る。なんと醜い社会システム。

ルポ3の出版も期待してます。
アメリカに限らず他の国にも応用し、実態を書けば売れると思います。

”ルポ貧困大国日本。”日本人としてあまり嬉しくないですが、、、、。


それでどうなの?がない
アメリカの貧困について描いた本です。
アメリカの状況を伝えることにより、日本も次にこうなるのよと警告したいんだと思います。
ただ、アメリカの1つの面は伝わってきたけど、もう少し多面から見たルポが欲しかったです。
なぜなら、貧困の事実はわかったけど、それで筆者はどう考えるの?という点が読了後もわからなかったです。
ルポだから、事実を伝えるというだけでいいのかもしれないけど、やっぱり、筆者がどう考えるのか、どうしていきたいのか?ということを知りたいです。


オバマでも そんなにうまく いってない!?(タイトル敬称略)
1.内容(このレビューに限り、以下、人名敬称略)
2008年の大統領選挙で、ジョージ・ブッシュ・ジュニアの共和党政権が終わり、「チェンジ!」「イエス、ウィ、キャン!」でおなじみのバラク・フセイン・オバマが大統領になった。しかし、時が経つにつれて、大統領就任当時の熱気が冷め、厳しい批判にさらされている。その頃にアメリカでいったい何が起こったのかを記したのがこの本である。民営化されている教育ローンでせっかく大学の学位を得ても相応の仕事がないので借金が返せなかったり、単一払い皆保険制度(日本などの制度)がなく、民間に医療保険が任されていることと、医産複合体があまりにも利益を追求することなどがあり、国民の多くが十分な医療が受けられなかったり、と、民営化や利益追求を極端に押し進めた場合の不都合が描かれている。
2.評価
オバマでもうまくいっていないこと、民営化・利益追求を極限まで押し進めたアメリカ社会の問題がよく書かれているのはよい。ただ、やはり、前作同様、経済面ではどうか、という疑問を持った。たしかに、p101で「『“クレジットカード体質”』」とあるので前作よりは進歩しているが、第2章のGMの件を見てみると、労働者、ならびに組合がらみの記述には若干疑問を持った。根本は、アメリカの生産がうまくいっていないことのように思うのだが、この点があまり重視されていないように思った。以上、現在のアメリカを知ることが出来ると思われる点で星5つ、疑問を持った点で星1つ減らして、星4つ。


第2弾もビビッとくるリアルなルポだ。
前著の「ルポ 貧困大国アメリカ」では、ジャーナリストとして、民営化やワーキングプアといったキーワードを中心として、サブプライム・ローン問題をトリガーにアメリカ社会問題の真髄を赤裸々にルポルタージュ。
それらはアメリカを描く理想像とはかなりギャップを感じる現実面をリアルに描写してくれたものです。
本書はその第2弾ということで、オバマ大統領に政権交代し、果たしてアメリカは変わったのだろうかというところを幹として取材調査していったものです。
その枝葉として、教育ローン、年金問題、医療保険、刑務所といった面からアプローチし、民営化による収益を重んずる巨大マーケットをシェアする産業となる反面、貧困が拡大していることを、やはり赤裸々に深刻なアメリカ社会問題として伝えています。
こういったルポルタージュは、遠く離れた外国の話であるとは理解しにくく、その背景より、いずれ日本にも到来するのではないかという気配を十分感じ取ることができます。
アメリカはフリーダムな国であるからこそ、自己自衛しなければ、どんどん深みにはまってしまいます。
いずれは生涯をそのトンネルから抜け出すことが出来ないというのも、救済がなく自業自得であると解釈されるようです。
このような行き過ぎた自由化がこういった事象となって表れるものと思いますが、決して人ごとではありません。
そもそも医療保険制度や年金問題、また安易な育英教育に多額な返済といったところは、リスクの高い死活にかかわる問題です。
そういうところは本来公的であるべきで、国や行政が主導して行うべきところです。
いま流行りの民営化にて、安易な考えで企業に請負させれば、その場は経費削減としてやり過ごせるのかもしれませんが、いずれ国民に多大な影響を及ぼすことになる、強いては流浪の民を多く出すことになるということに危機感を覚えます。
目先だけではなく、全体適正を図った人間尊重をベースに心身のフリーダムがあるべきです。
いつの世も国や行政は真摯に国民のことを考えるものでありたいですね。


どうやってもうけるか
前作も読んでショックを受けた。なにかアメリカという国には希望がないように思ってしまった。
しかし、よく読んで見るとアメリカという国は、どうやって金を儲けるかを考えている悪魔のような
一握りの人々が国民を苦しめている国なんだと感じた。教育の分野、保険や医療、刑務所と次々に
拠点を変えてもやっていることはいかに儲けるか。これがアメリカンドリームなんだとわかった。
対岸の火事ではない。私は教育に携わっているので日本でも起こりそうな気がする。
日本は起業家でなく官僚が悪魔だが、官僚故にアメリカほどの早さで日本を崩壊させられない。
官僚の中にも正義がある程度働いているからだろう。ただ、今のような社会状況が続くと
どうなるかわからない。若者が夢を持てないでいるのは事実だから。


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