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MW(ムウ) (2) (小学館文庫) 著者:手塚 治虫 出版社:小学館 価格:610円 順位:4869位 |
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流石!!! いやーーー・・・ ラストは言葉にならないです。 本当に漫画の神様ですねえ手塚先生は。 主人公は最近の漫画で言うと デスノートのライトみたいな人です。 なんとなくデスノートを思い出した作品でした。 ずっと前の作品ですけどww そのくらい古さを感じさせない作品です。 |
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二度と忘れられない 最後の最後で、ニヤリ、ですか…。しかしこれ、本当に三知夫なんでしょうか。もしこれが兄の方だったら?あんなにそっくりに描かれていて、最後の争いで撃たれ死んだのは本当に三知夫の方と断定できるのか?…と、私は思っているんですが、どうでしょう。もしあのニヤリが兄だったら…ヤバいでしょう。MWの「せいで」人格に異常を来したという点だけがマシだったのに、元来ストレートに異常な人物が最後に生きてしまう事になるから…いや?むしろ人格異常は実はMWのせいではなく遺伝で…?。…まあ、考えすぎは承知なんですが。でも私は次なる悪の登場をどうしても考えてしまうんですよ。戯れ言ですがね。 『悪魔も神さまも結局同じものなんじゃないかしら?』…そう、人間は、人間が造ります。戦争も、毒ガスも、罪も、そして愛も。善も悪も全て同じ、人間が産み出しているんです。悪魔とは?神とは?いくら偽善を装ったって、いくら悪を重ねたって、答えは同じ、人間だ、とだけ、手塚さんはここに答えてくれます。 見つめる、という事。できていますか。目を背けたい人にほど、この本がバイブルになるでしょう。 |
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この本が手塚作品の代表作であるかどうか 手塚治虫という人が、一筋縄ではいかない人なんだと実感させられる、大人向けの代表作品であると思う。 いろんな意味で、非常に怖く、また現代的である。 手塚作品には、サイエンスフィクション的に未来を予測したものが多いが、社会・風俗という方面でも未来を見通したものが少なくない。 そして今、手塚の見通した「未来」に生きる我々は、その多くが、手塚の予測通りに実現していることを知っている。その中には、実現して欲しくない未来も含まれている。 この作品に込められた、荒廃した人間像、退廃の宗教観、好戦的な人類像など、いずれも実現して欲しくない未来だった気がする。 どうしても、人に潜む心の恐ろしさを(わかっているんだけど)、こうも赤裸々に描かれたくなく。。。多分文字ベースの小説文学なら許容できても、想像を拒む「絵」である漫画では、人の心の恐ろしさもダイレクトに描かれるようで。。。 僕はちょっとしんどかったなぁ。 しかしとにかく、すごい人だと思う。手塚治虫という人は。 |
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人間の存在悪を曝け出した非凡なる漫画という形のアート 現在開催中の江戸東京博物館の手塚治虫展で、その内容紹介に惹かれて購入しました。1928年生まれの手塚さんは第2次世界大戦を経験していますが、手塚治虫展の本に収められたインタビュー記事で宮崎駿さんは「空襲や戦争を経験した者は、存在の奥に黒い穴みたいなものが開いているんです。自分ではどうしようもないもの。手塚さんも持っていたはず」と語っており、その「黒い穴」が手塚さんにこの漫画を書かせたのだと思います。 優れた小説、クラシック音楽、絵画にここ数年触れてきましたが、医学部を卒業し、小説や音楽にも造詣が深かった手塚さんのこの作品は、戦争という悪から離れて生きられない人間の存在悪を、かつては無垢なる存在だった主人公の結城の悪行をもって、これでもかこれでもかと曝け出し、結城と身も心も深い関係にある神父の視点を通して我々読者がこの根源的な問題に悩む仕掛けが施されています。優れた文学作品にも劣らない、人間の根源的な問題に肉薄した非凡なるアート(芸術)だと思います。 |
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想像よりも 読後の私見。 手塚治虫の最大の問題作なんてことを伝え聞いたので早速読んでみた。 主人公は幼少の頃微量の毒ガスの影響を受ける。 自己中心的・嘘つき・冷淡・無責任・攻撃的、 退屈しやすくいつも刺激を求める・衝動的で抑制ができない、 いわゆるサイコパスである。 その主人公の暴走を止めようとする神父。 内容は思っていたより平凡で退屈だ。 発表当時は問題作だったかもしれないが、 今の時代刺激的なニュースや事件などのリアル、 映画や小説・漫画・アニメなどのバーチャル、 その双方になれている現代人にとってはそれほど問題作とは感じなかった。 むしろ手塚さんらしさを感じた。 最後のオチもありがちな感じでした。 |
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